新着情報

2024.11.30

[最新]HPVワクチンについて

HPVワクチンキャッチアップ接種に関する新しい情報です。仙台市ホームページをご確認ください。

【厚生労働省による条件付き接種期間延長方針について】

 仙台市ホームページリンク ~HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)の定期予防接種について~

 

HPV感染症を防ぐワクチン(HPVワクチン)は小学校6年~高校1年相当の女子を対象」に「定期接種」が行われています。

15歳までに接種を開始すると2回の接種で完了することができます。

 

【キャッチアップ接種について】

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)のキャッチアップ接種は、2025年(令和7年)3月31日までです。

キャッチアップ対象者は1997年(平成9年)4月2日~2008年(平成20年)4月1日生まれの女性です。

2025年(令和7年)3月31日までに全3回の接種を完了させるためには約6か月必要となり、今年の9月中に1回目の接種を完了させなければいけません。※それ以降の接種は自費となります。

HPVワクチンの公費助成 2024年度の対象年齢

 

【HPVとは】

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。

当院で取り扱うHPVワクチン「シルガード9」は、HPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型、58型の感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、子宮頸がんそのものを予防する効果があることもわかってきています。

 

【男性の接種について】

男性でも4価ワクチン「ガーダシル」を任意で接種することができます。

HPVは子宮頸がんだけでなく、咽頭(のど)や外陰部、膣、陰茎、肛門にできるがんの原因となることが分かっています。咽頭がんの中でも、特に男性の罹患数が多い中咽頭がんにHPVが関わっているといわれているほか、女性への感染を防ぐことで、将来のパートナー子宮頸がんの予防にもつながるため、男性にとってもHPVワクチンは重要です。また、陰部に「できもの」ができる「尖圭(せんけい)コンジローマ」の予防にもつながります。

当院でも接種を受け付けております。対象は9歳以上です。接種希望の方はお問い合わせください。

 

 

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